枯山水庭園における借景(庭外の風景を景観として利用すること)は作庭において最も大切な要素です。
我(が)をよしとせず全てのものが仏であり皆で共生しているという禅宗特有の思想があり自然への敬意です。自然や他の者への敬意そしてとてもシンプルな心(何事にもとらわれない迷わないこころ)があるだけでそこには人のおごりはありません。

禅とは書いて字のごとく単(シンプル)を示すと書きます。枯山水はただシンプルです。シンプルな直線と曲線が私たちを無限に楽しませてくれるのです。

しかし、残念ながらこの枯山水庭園が今、存続の危機にさらされています。
この庭園を守りたい、そしてこの現状を少しでも食い止めたい。
それではどうするかと考えた私たちは、まずはお寺のことを知ってもらいたい。
そう考えたのです。